ピーンポーンー 案外いつも通り インターホンを押せた。 「はい。」 と向井さんが すぐに出てくる。 「久しぶり、怜奈。」 向井さんが あたしを見た瞬間に 微笑んだ。 「久しぶり…です。」 向井さんに促されて 部屋の中に入る。 そしてあたしが座ると そのすぐ前に 向井さんは座った。 向かい合う感じ… 「………で。 怜奈はどーした?? なにかあった?? なんで連絡 くれなかったの??」 1つずつ 優しい口調で聞かれた。 「……ごめんなさい。 混乱しちゃったんです。」