「ねぇ、ゆみちゃん。 一緒に遊ぼうよ」 『ごめんね…タカ君… ママが一緒に遊んだらダメって』 結局これがきっかけで 友達が一人も出来なかった。 僕たちは二人だけで人生を 歩んでいくしかないって悟った タカは陰で虐められてた。 ランドセルが捨てられてたり 靴が隠されたり 教科書に落書きされてたり… 「兄ちゃんー…もう僕 学校行きたくないよ」 めったに弱音を吐かないタカが 学校に行きたくない… この言葉を聞いたから 俺はこの英明に 入学することを決めたんだ