「な‥んでキスなん‥か」


「お前が好きだから」


「‥嘘でしょ‥」


「嘘じゃな‥「もういい‥!!」



目には涙が溜まっていた。

俺が泣かせたのか‥っ


宇都宮は何も言わずに

出て行ってしまった。




雨が降る6月

初めて知った《恋》というもの


そして呆気なく終わりを迎えた


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