―――――――――――――――― 「兄貴、もういいよ」 「え?」 「俺のこと‥ほっといていいよ。 兄貴には兄貴の人生がある。 俺のせいで人生を棒にふるなよ」 「何言ってんだよ‥ 俺は別にそんなこと思って‥」 「奈津のことも‥幸せにしてやって」 「あいつはお前のことが好きなんだよ。 お前こそ早く目を覚ましてあいつを 幸せにしてやれよ」 ―――――――――――――――― 夢の中のタカは笑っていた。 久々に見た気がするよ、あいつの笑顔