「水樹。遅くなっちゃったし、お返しに家まで送ってあげる!」 「それさ、逆じゃない? 男の僕が…わっ!!」 そう言いかけた時、風華は水樹の手をぎゅっと握りしめ空へと飛んだ 勢い良く空高く飛び上がったのにも関わらず、制服は微動だにしない そして風の切り裂く様な寒さも感じなかった まるで暖かい鳥の羽毛に包まれている感覚がする 「東京を真上から初めて見たよ!こんなにキラキラしてたんだね!」 「水樹だけに大サービス!」 ゆっくり空の旅を満喫すると水樹のマンションの屋上へと降り立った