力強く腕をつかまれ有無を言わさず、教室とは反対方向へと連れて行かれた 風華は無表情のままそれに従った そして使用されてない人気のない別棟の美術の倉庫部屋へ着くと風華を掴んでいた腕を放し背中を思いっ切り突き飛ばした その拍子に床に思い切り身体が打ちつけられる そして、その二人はドアを思いっ切り閉めた バタンと大きな音が倉庫内に響く 風華は無表情に二人を見つめた 右側から床に打ちつけられた為、手のひら、右肩から右足までジンジンと痛みが伝わる それを悟らない様に二人を見つめた