冷たい風に打たれて




「神谷主任って、真面目だよな~!」

「分かる!あんなガキにいつも俺らが振り回されてさ!なのになんで神谷主任は。」


「解る!あ!神谷さんまさかあのガキの事…!?」


「いくらなんでもないだろ~!四六時中しかめっ面した顔だぞ?俺パスー!」

「俺も無理!それに一度も笑ったの見た事ないぞ!」


「わかるわかる!」


そう言いながら二人は街へとくりだした