「23歳位?」
本当はしっかりし過ぎている為25歳と言おうとしたが、わざと少し若め気味に伝えた
「私は…そんなに老けて見えるのですね…。」
少しがっかりとしている神谷に風華は慌てて伝えた
「いえ。神谷はしっかり者だから精神的にね。本当はいくつになったの?」
「今日で20歳になりました。」
「…………はっ?」
風華は驚き歳を数えだした
私が13の時に神谷にあったのだから…
「あなた、17歳の時からこの仕事で一緒に?!」
「はい。そうですが。」
「そうって、まだその頃学生だったんじゃないの!!」
「いえ。もう大学は卒業して警視庁には勤めておりました。」
「もしかして、飛び級?」
「はい。アメリカでホームステイした家庭では、本当に楽しい家族で…」
それから、神谷が幼少期の学力検査で非常に高い能力を認められ、日本政府がアメリカへ留学を指南し、アメリカでは飛び級でたった一年で高校、大学、大学院を卒業した事、帰国してすぐに警視庁に就職した事を聞いた
ずっと一緒にいたのに何も神谷の事を知らずにいた自分が情けなかった
結局、神谷は自分の事を解ってもらおうともせず、解ってもらえるのを心の奥底で待っているだけの自分と似ていると風華は思った
しかし、話はとめどなく続き楽しい時間は過ぎて行った


