冷たい風に打たれて



校舎に残っていた風華は自分の席に座ると両腕を机に乗せて手を組む


そして頭をその両手に付けた


「心で思う事…か…。」


その時何かの異変に気が付き、頭を上げる


少し離れた場所で微かに風の色が変わった感じがした


さっき、水樹と屋上にいた時にも一瞬だったが、全く同じ感覚だった


それは鋭利な細い針を地面に突き刺す様な感覚だった


初めての感覚で何なのかが解らず不安を抱いた