玄関にある等身大の鏡で髪を整え、ドアを開けた
「おはよう!風華!」
「おはよう。…水樹。」
「先生にここ聞いたんだ。さ、学校行こう!!」
水樹は風華の手を握りニコニコと歩き始めた
風華は戸惑いながら水樹に手を引かれた
「水樹、なんで家まで?なんで一緒に…」
風華が言い終わらない間に水樹が少し困った様に風華の目を見た
「なんで、か。なんて…そんなに考えなきゃいけない事?」
風華はまだ戸惑いながら水樹を見上げた
水樹は優しく微笑む
「友達なら、一緒に学校だって行くよ?一緒に学校で笑ったり、泣いたり、悩んだり。」
「そ、そうゆうものなの?!私、友達って居なかったから…。」
まだ戸惑っている風華に水樹は少し淋しそうに微笑み風華の頭を撫でた
「??」
「風華はまだ学生なんだ。もっと普通の高校生らしくてもいいんじゃない?」


