そら顔

<次の日>
今日は、土曜日
竜真と初デート
竜真が10時に家に迎えに来てくれる。
朝から大忙し。
「ぁ~。髪巻いて、お気にのワンピ着て、メイクはナチュラル。」
独り言ばっか。

ピンポーン
ぁっ竜真来ちゃった
なんとかギリセーフ。
小走りでマンションのエントランスに行くと竜真が笑顔でいた。
『おはよう』
「おはょー」
あれ顔に何か着いてるかな
竜真がじろじろ見てるょ。
「なんか付いてる」
『いや、音色がほんま可愛くて…あっ。今俺言うてた』
竜真が顔を真っ赤にしている。
恐らく心の声がでてしまったんだと思う。
「でてたよ。(笑)」
『はずっ。』
「竜真もかっこいいよ」
『照れるゃろ。はょ行くで』
「ぅん」
今日の予定は、
まずお買い物して、それから映画みて、竜真の家に行く
すごく楽しみ
『んっ。』
竜真が手を出してる…。
私ゎそっと竜真の手を握った。
デパートに着いて、私たちはいろいろなショップに入った。
いつのまにか竜真の腕はショップ袋で見えなくなっている。
『音色どんだけ買うねん』
「いいじゃんあっロッカーに預けとこう」
『おぅ』