ひだまり気分

それから
お弁当を広げて
話しながら食べた

やっぱりご飯は
こういう場所で
食べるのがいいな


「ごめん
用事あるから
先に行くわ
どうせギリギリまで
ここにいる気でしょ」


「うん、さすが美奈
分かってんねー」


「長年の付き合いだし」


そう言って
屋上から出て行った

お腹いっぱいだし
寝るしかないなー

頭に浮かんだのは
それだけだった

仰向けに寝ころんで
目を閉じた


『ニャー』


にゃ、にゃあ?