ひだまり気分

だけど実際に
頭に思い浮かぶことが
全然なくて
黙って睨みつけた


「はいはい…
ていうか朔
何か良いことあったでしょ」


「えぇえ
何で分かんの?」


いきなり
図星をつかれて驚いた

ま、まさか
…エスパー?


「違うわよ
あたしは超能力者
じゃないわよ」


考えてることを
また当てられて
驚きがさらに大きくなる


「さっきから全部
口に出してんのよアンタ」


「うあっ。そ、そうなんだ…」