『はっはっはっだろ〜わかりにくいだろ〜その反応が見たくてこんなわかりにくくしたんだよはっはっは〜』
…どうやら深田さんちのおじいちゃんは変わり者らしい。
『はっはっはっじゃないよおじいちゃん!!これじゃあおじいちゃん以外みんな入れないじゃんっ』
『いや〜それがみんなは入れるのだよ、それが。何故か提案した自分が入れないことが多くてね〜…はっはっはっ』
…私の中で深田さんちのおじいちゃんのイメージがかなり変わってしまった気がする。
『…………はぁ。全くまた変なとこにこだわったわけね。…もういーや、入ろ入ろー』
そう言っておじいちゃんをどんどん押していく華子。
…うん、いーや。イメージが崩れようと何しようと深田さんちのおじいちゃんなんだから、受け入れよう。
そう思って、私も華子に続いて入っていった。
