パンパーン!!!!!
「「沙菜おかえりーっ!」」
電気をつけると、そこにはクラッカーを鳴らして騒いでるお父さんとお母さんがいた
しかも、私を驚かせたことが嬉しかったのか「大成功★」とか言ってハイタッチしてる
私はと言うと…
ビックリしてなんとも言えなかった…。
だって電気つけた瞬間クラッカーだよ?
……まじで寿命縮むー…。
「沙菜!!お前が野崎女子学園なんて信じられないが、とにかくおめでとう!」
お父さんは私の肩に手を置いて言った。
「あ…ありがとう」
私は少し引きつりながら言った
だって…
お父さんもお母さんもちょっと酷い…
実の娘が合格したのが信じられないなんて…
まあ、私も信じられないけどさ…
っていうか、合格したっていう自覚が未だにわかなかった
