「沙菜ー!!お疲れ!!出来はどう?」 くーちゃんがスッキリした顔で後ろをみた。 きっと出来がよかったに違いない… 私はと言うと…… 「……微妙…」 よく出来たわけでも、全然出来なかったわけでも、普通でもない。 「微妙ってなによ。笑」 「そう言うくーちゃんはどうだったの?」 「私はー…。まあ、普通?」 「嘘吐けぇええー!!!!」 「まあまあ。ホラ、帰りますよ」 私はブーブー言いながらも、荷物をまとめて席を立ち、ホテルへと帰って行った。 結果は2日後。 …合格してるといいな…