何言い出すの。と言わんばかりの顔で私を見てくるくーちゃん。
でも私は、そんなくーちゃんにお構いなしに拳を握り口を開いた。
「あれは夢だったんだ!!!夢だったんだああああああああああ!!!!!」
「うるっさい!!だから、何がっ」
「昨日の出来事は、全部夢だったんだっ」
「…………あんた、ついに頭狂ったの?」
呆れ顔でそういうくーちゃんに、私は「ちっちっち」と人差し指を顔の前で動かした。
「夢だ。って思ってれば、夢になるに違いないのだよ、大嶋くん」
「は?」
「無理でしょ。」と付け加えるくーちゃん。
「人間、不可能なんてないのだよワトソンくん」
「ワトソンの意味わかってんの?」
「知らんっ!!」
私はガハガハと笑った。
もちろんくーちゃんがそんな私をみて、ため息をついたのは言うまでもない…。
