「お前…俺様が踊ってやるって言ってんだぞ?」
私の目の前にいるクソ男は、眉間に皺を寄せていた。
「だからなによ!!」
私はそいつを精一杯睨みながら言った。
「俺の誘いを断る気か?」
「当たり前でしょ!?っていうか、なんで私が見ず知らずのあんたと踊んなきゃいけないのよ!?」
私がそう言うと、周りが一気に静かになる。
「悠泰の誘いを断る子がいるなんて…」
さっきこの男と一緒に女の子の中いた男の人が、信じられない…。という目で私をみた。
「お前…。誰に向かって口きいてるんだよ」
目の前にいる奴が仁王立ちする。
「今私の目の前にいるあんたよあんた!!!」
「ふーん…」
男はそう言うと、私を上から下まで見回す。
なんなのよ、こいつ!!!
「俺に敬語を使わない女は、お前が初めてだ」
はあ?
何言ってんの、こいつ!!
「なんで私があんたに敬語使わなきゃいけないのよ!?ここにいる時点であんた私と同い年でしょ!?なんで同い年の人に敬語使わなきゃいけないのよ!!!」
私は再び奴を睨む。
だけど奴は、怯む事なく逆に「ふっ」と笑った。
なにがおかしいのよ!!!!!
「行くぞ、椿。」
男は笑ったかと思うと、いきなり私に背を向けた。
「分かった…」
椿と呼ばれたその人と女共は、奴の言葉でホールに戻っていった。
なんなの
なんなの…
なんなのよ!?!?!?
結局、あの言葉についての謝罪はなし!?
ムカつくーーー!!!!!!!
