くーちゃんに連れられて、私はホールに向かう。
ホールは校舎からそれほど離れてなくて、難なくついた。
「はわあ……」
建物の中は、とてつもなく広くて綺麗だった。
どこの高級ホテルだよ…
と、思ってしまう私。
それから私達は、ロビーからホールに向かう。
「あ、ごめん。私、ちょっとトイレ行って来る…」
扉を開けようとした時、くーちゃんが少し申し訳なさそうに言った。
「あ、分かった!!んじゃあ、そこのイスに座ってんね!」
私がそう言うと、くーちゃんは安心した顔をしてトイレに向かった。
私は、くーちゃんが向かって行ったのを確認してイス…っていうか、ソファのような物に腰を下ろした。
「あ…、フカフカだ…」
ソファは思った以上にフカフカで、少し眠気を誘う。
ちょっと寝ちゃお♪
と、再びバカな発想をする主人公。
寝ちゃおう宣言をして間もないうちに、バカな主人公はウトウトし始めた。
もう少しで楽しい楽しい夢の中…
だったのに……
「「「きゃあああ♪」」」
なんて言う黄色い悲鳴と共に、勢いよく開く扉。
なんとまあ、騒がしい光景のせいで私の目が覚めてしまった。
…何ごとだよ!!
少々不機嫌モードに入れる私。
私は、不機嫌モードのまま騒がしい方へと目を向けた。
