「私は1番廊下側の1番後ろの席だー」
座席表で席を確認したくーちゃんは、先に席に行ってしまった。
私も座席表を見て、自分の席を確認する。
私はー……。
廊下側から3番目の1番後ろだ!!
私は座席表で確認した席に向かう。
席に座ると、中々くーちゃんと席が近くて少し安心した。
「ね、沙菜。」
「ん?どしたの?」
席に荷物を置いて来たくーちゃんは、私の席に来て小声で私に話し掛ける。
どうしたんだろ?
「あのさ、私さっきからクラスの子にガン見されてんだよね。」
はい?
「ね。私になんかついてる?」
…この子は気付いてないわけね。
自分が可愛いと言う事に…泣。
ああ、もう…。
殴りたいよ…泣
「くーちゃんが可愛いから、みんな目が言っちゃうんだよ」
めんどくさいので、私は本当の事を言った。
だけど、くーちゃんは私の答えに顔をしかめる。
「次それ言ったら殴るから」
ほんとの事なのに…
