すとっぷ☆ご主人様



「た、泰我…あの……晶さんとかは…」



「……」



いきなり不機嫌な顔になった



「なんで晶が出てくるんだよ」



「…ごめんなさぃ」



「お前は、俺より晶のほうがイイのか?」



「え?」



泰我がシュンとした



なんて答えれば………



「なんてな…お前は寝ろ、熱があるんだから」



オデコにあてられた泰我の手…



ぎゅっ…



「は?」



そんなつもりじゃなかったのに、



泰我の手を私は握ってしまった



「…」



恥ずかしくて、顔をそむけた



……ぁ……



泰我が手を握り締めた



そんなことに胸がキュンとする



瞼が重くなってくると、泰我がふと見えた



「ッ…!」