すとっぷ☆ご主人様



カタカタ震える身体に、あたる冷たい風



「さむぃ…」



バタン



「??」



なんの音………?



ふと顔をあげた



「依千花、探しにくいとこ居るんじゃねぇよ」



泰我………?



そこに立ってたのは、



傘もささないでいる泰我…………



なんで????



「…濡れてますよ、服……」



「お前のせいだろ…俺様にこんな屈辱をなぁ?」



………なんで、こんな時まで俺様??



「帰るぞ」



そう言って私の腕を掴んだ



「待ってくださいッ」



「待たねぇよ」



「ご主人様は、私が…」



一回息をのんだ



「出て行けばいいって言ったんじゃ………」



「は?」



泰我が振り向く