すとっぷ☆ご主人様



「……」



サァッと男の人が青ざめた



「こんな…女いらねぇよ!!」



「ヒャッ!!」



ドンと、泰我のほうに押された



「…アイツ、依千花のこと……そんな女って言ったな……」



なんて、小声で言ってた



「依千花、ちょっと…」



泰我に手をひかれる



人込みをかき分けて、ロビーに出た



そこで、泰我が私のほうを向いた



「依千花…ホント、心配させんなよ……」



はぁ…とため息をつきながら、泰我が言った



「……泰我…」



「ホント…あせった……」



私の頭をクシャクシャと撫でた



「…泰我、ごめんなさい……」



でも…



でもね………?



「だけど、泰我のお母様に……認めてもらうには、マナーが…大切って…」



「マナーより、依千花自身が心配なんだよ!」