「分かった」



愛斗は手を離した。




「じゃぁね?」




私は角を曲がって歩き出した。




グイ!




「え・・・?・・・ん・・・」




いきなり腕を引っ張られキスをされた。




「・・・じゃぁな。由紀」



愛斗は自分の家の方向へと歩いていった。




「・・・」



私はしばらく動けなかった・・・。