100万回愛してね★

「好きなの?
あいつのこと。」



愛斗は不機嫌に言った。



「別に、そんなんじゃないし・・・」



「どーだか」



ムカつく・・・



なんで、私がこんなこと言われなきゃ
いけないんだよ・・・。



「そっちこそ・・・何なのよ・・・」



「は?」



私は何かが切れたように叫んだ。



「愛斗はどーなの!?私のこと、名前であんま
呼んでくんないし、好きって言ってくれたことないし、
何考えてんのかわかんないし・・・!」



私ははぁはぁと息切れした。



「意味わかんね」



「意味わかんなくない!
てか、そっちはなに!?ヤキもち!?」


ヤキもちなんてありえない。



そういわれると思ってた。