「愛斗~!!!」



手を振りながら彼の元へ行く。



「一緒にかーえろ!」



ギュッと彼に抱きついた。



「抱きつくな」



う・・・。


はっきり言わないで・・・。



「はいはい。
じゃ、かえろ?」



私は抱きつくのをやめて彼を見上げた。



はぁ・・・。何回見ても、かっこいい・・・。



こんな人が今、私の目の前に・・・。




「キモい。人の顔見てにやけてんな。」



なっ!!!/////




反論しようとしたらもう歩いていた。



「あっ!待ってよ、愛斗~」