100万回愛してね★

「あいつ、誰?」



あいつ?・・・あ~!!!



タケのこと!?



「もしかして、タケ・・・のこと?
だったら、何でも無いけど。」




「・・・お菓子作ってあげてんだな。」




お菓子・・・



「そこまで聞いてたの!?」


 

「聞こえたの。」




愛斗は頭をかきながら言った。



「お前は、あいつにとって大切な奴みたいだしな。」




さっき、タケが言ってたことだ・・・。



聞こえたんだ。