100万回愛してね★

「由紀。」



廊下を歩いてたとき、タケの声がした。



「タケ。どうしたの?」



「・・・何かあったら、
俺に言えよ。」




タケは小さい声で私に言った。



「由紀は俺にとって大切な奴なんだから」



タケ・・・・



「ありがとう。タケ。
何かあったらタケに相談するね。」




「うん。じゃぁな」




私は愛斗の教室に向かった。




「愛斗ー」



愛斗は、私のほうを向いた。




「かえろ。」



「・・・」



どうしたんだろ。




いつもよりも・・・



無口・・・。