100万回愛してね★

「彼氏?・・・黒澤の奴か・・・。
由紀にここまで悩ませやがって・・・」



タケは目つきを変えた。



「タ・・・タケ・・・」


「ぶっ飛ばしてこようかな・・・」



行こうとするタケを必死で止める。





樹里はケラケラ笑っていた。




「タケ・・・。大丈夫だから。
ありがとう・・・。タケ!」



タケはいつものタケに戻った。



「そっか。・・・由紀のそんな顔見たら
行きたくても行けねえよ・・・」



タケ・・・ありがとね。