100万回愛してね★

「そうですか。・・・はるかさん、愛斗のこと傷つけないでくださいね」







「え。由紀ちゃん?」






私はまた走って学校を出た。










ーーー・・・







少し走った後、立ち止まった。








「ははっ。私、バカみたい」







私は涙を必死に抑えて笑って見せた。








「愛斗のこと好きなくせにさ・・・・・。ほんと、ばか・・・・」






私はその場にうずくまった。








そして、抑えてた涙が一気にあふれ出した。








「愛斗・・・・・。」







未練がましいなー。私・・・・・。







私からサヨナラしたくせに。