100万回愛してね★

樹里は私を指差した。



「え!?由紀、悩みがあんの!?
俺に話してみろ!!!」



タケは私の両肩をつかみ、
グラングランと揺らす。



「タ・・・タケ~。
揺らさないで~」



「あ。わりわり」




やっとタケは放してくれた。




「で?どうした?」



「あ・・・えっと・・・」




私が返答に困っていると、



「彼氏のことでしょ?」


と樹里が言ってしまった。




樹里~!!!



こいつには言っちゃ駄目だって・・・。