ガラッ







「由紀」






愛斗は私の顔を見てにこっと笑ってくれた。









「座れば?」






私は愛斗に言われて愛斗の隣をあえて避けてその隣の席に座った。








「ねぇ、愛斗。・・・はるかさんのこと、好き?」









「は?」











「はるかさんとの想い出の場所でしょ?図書室って」







私は愛斗にそういった。







「・・・」








「そーなんだ」