「学校に来てくれない?話したいことがあるんだ。今、図書室にいるから」










「・・・・・うん。今、行く」







私はそういって電話を切った。








私はカフェに戻ってカバンを手に取った。








「愛斗と話してくるね。」








「由紀・・・。うん。いってら」






樹里はにこっと笑ってくれた。








大丈夫。ちゃんと、お別れしよう。







きっと、愛斗ははるかさんを忘れられてない。







だから、私からお別れしよう。