100万回愛してね★

「・・・・・思い出があるんだ」







思い出?









「ただ、落ち着くってのが1番の理由だけどな」







愛斗はそういって図書室のドアを開けた。








「あれ・・・。誰か人いるね」








いつもは誰もいないのに、女の人が本を読んでる。









「・・・愛斗?」







隣にいる愛斗は固まって動かない。






そして、ゆっくり口を開いた。