シルバーブラッド 眠らぬ夜に

「よかった。

帰ってきたのね。

あら、会社帰りなの?

ずいぶん遅いのね」

浩之はまだスーツ姿だった。

スーツ姿で、凍り付いて彼女を見た。

「まあいいわ。

今からうちへ行きましょう。

明日は休みでしょ?

英樹の誕生祝いをするわよ。

なかなか電話にでないんだもの。

迎えに来ちゃったわよ。

さあ早く着替えて用意して」