次の日、いつもより早めに学校に行った。


いつもの時間に行ったら、絶対優花に会うから…………


それに葵先輩にも会っちゃうから。。。


今は、この二人には会いたくないんだ。


教室を開けて、一人ベランダに出て登校してくる生徒を眺めていた。


そしたら葵先輩が目に入った。


私は大声で、


「葵せんぱーい!!!」


って叫びたかった。


だっていつもならこんな遠くから先輩を呼んでも先輩は目が悪いから呼んでも無視されちゃうんだ―…


けど今日は眼鏡をしていたんだ。


しかも黒縁!!!


相変わらずかっこいいです(笑)///


だから人目も気にせずに大声で


「先輩!!!」


って叫びたかった。


けど、先輩に走り寄る人影が見えて私は思わず声を飲んだ。。。


それは…――――




















優花だったんだ―………………………………