「わりー。また今度な…。」
「永遠ずっとそれ言ってる…。
あたしのこと嫌いなんでしょ?」
アカリは頬を膨らませて怒る。
「そんなわけねーだろ?そんな顔してたら可愛い顔台無しだぜ?」
永遠はアカリの膨れた頬を両手で突っついた。
「……。」
そんな二人の会話を遠くで見ていた男がいた。
「じゃあ、今度は絶対遊んでよね!?永遠っ!!」
アカリの顔にはパアッと明るさが戻る。
「今度時間があればな。」
永遠はアカリの頭を撫でる。
「絶対よ!?約束忘れないでよ!?永遠っ!!」
アカリは指切りをして、手を振って走って行った。