僕たちは帰り道を黙って歩いていた。
でも、いつもの気まずくて話せないのとは違う。
話さなくても心が通じているようだった。
白川さんの家に着くと、
「ありがとう。」

彼女はそう言って、僕が帰って行くのを見送ってくれた、、、