まさかそんな質問が返ってくるとは思わず、あたしはしばしフリーズ状態。
その間、耀太はあたしの髪をクルクルと指に巻き付けて遊んでいた。
「……そんなの…」
「ん?」
「そんなの、恥ずかしいからに決まってるじゃない……」
明々と電気が灯る室内で、耀太の前で真っ裸になるなんて考えられないっ……
あたしには、そんな自信は微塵もないですから!
今やボタン一つだけで身に纏っている状態のパジャマをさりげなく片手で手繰り寄せながら、すぐ上にある耀太を見上げた。
「恥ずかしい?」
「……うん」
「今さら?」
……あ、あれ?
「……う、うん」
なんか、リアクションおかしくない?
今さらって……まるで今まで見られたことがあるような言い方されてるのは、なんで?
あたしの髪で遊んでいた耀太の指が、ツツーっとあたしの胸元を撫であげる。
……んっ……
くすぐったい……
「楓のオールヌード、いっぱい見てきたのに?」
「………へっ!?い、いつっ…」
その後、混乱するあたしの目の前で、ニヤリと笑った耀太は、思いもよらないことを言った。
「楓がオムツ替えされてる時……かな」
オ、オムツ!?!
はい〜〜!?!
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