孫は……孫は……って…
ボンッ−−
孫の作り方?をリアルに想像して、自分の頭から湯気が上がった気がした。
いーやーー!!!
「……お、おい…」
あまりの恥ずかしさに、あたしは痛みも忘れてお風呂までダッシュで逃亡した。
もうっ!!
お母さんのバカーーー!!!!!
そして服を素早く脱ぎ捨て、頭からシャワーを浴びたところで、なんとか冷静さを取り戻した……つもりだったんだけど。
あんな手紙を母親が書くってことは、
もちろん付き合ってることはバレてるわけで、
ついでに今日耀太が泊まりに来ることも想定されてたわけで、
おまけに“2人の母より”ってことは−−
おばさんにもバレバレってわけで……
うわぁぁ!恥ずかしいぃぃ!!!
やっぱりものすごーく、恥ずかしいかもっ!!
でも、そんなことを思いながらも、体の隅々まで洗ってる自分が一番……
恥ずかしいかも〜〜///
ボンッ!ボンッ!ボンッ!
次々に浮かんでくる想像に、再び穴という穴から湯気が上がった気がした。
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