「奈央は綺麗だよ。」 「そう…かな……」 あまりにもはっきり言うから照れるし。 先生のばか。 「さ…… 教室戻れるか…??」 「うん。大丈夫。」 先生は,あたしの手を握って扉に手をかけた。 ガラー……… 廊下はヒヤっとした空気で少し寒い。 「じゃあな。」 先生とは途中で別れて 教室へと向かう。 広人…いないよね……?? でも… あたしには先生がいる。 だから,もう怖くないよ。