「あたしは…
男なんて信じない……」



「え……??」



あたしは,そう言い残すと部屋から出ていった。



信じない………



もう……傷つきたくないから



外に出ると,ひゅーと冷たい風が吹いている。



もう冬か………



「帰ろ……」



そう呟いて歩き始めた。