「でもっ!!」 「いいんだ」 先生は,真剣な目をしている。 でも…あたしのせいで 教師をやめてほしくないよ… 「…言…わない…で…」 「奈央!!」 「だって… あたしは教師をしてる先生を好きになったんだよ… それなのに…」 「教師をやめても 仕事くらいいくらでもある…」 「………。」