『なに、つまづいてケータイ見ながら泣いてんの?変なヤツ!』 ニヤッと笑っておまえを見たけど、おまえは笑っていなかった。 温もりがほしそうに、ただただ自分の身体を抱きしめていた。 『ねぇ……』おまえは涙で濡れた目で俺を見上げた。 『喉、渇かない?お茶…付き合ってよ…』 .:*:..:*:..:*:..:*:..:*:..:*:.