―五時間目終了後―

あたし達は
ゆっくりと裏庭を歩いていた。

100メートル程歩くと、
先生達が車で出入りしている裏門がある。

こういうチェックに関しては天才的な茉莉が、

『見つからないように裏門が帰ろう♪』

と提案した。