「きゃー!決まったぁっ」 「ええっ!?」 優季がシュートを決めたのと 茅花が黄色い歓声をあげるのと同時に敵の友人が 今のはアリなのかっ?と あたふたしている。 そんな外の様子など気にせず 茅花は優季に話しかける。 「優季くんっ、頑張ってね!」 笑顔で手を振りながら 優季が手を振り返すのを 見てから教室の中に入った。