あれから……
まりさんをお家まで送り届けて、お父様とお母様とディナー。
お風呂にも入り、部屋でくつろいでいると、松岡が入ってきた。
「松岡……」
「はい、どうなさいましたか?」
ホットミルクを持ってきてくれた松岡が振り返った。
「明日……
わたくしは何と言って“告白”をしたらよろしいかしら?」
告白する! とは、決めたものの…… 彼に何と言っていいか分からないの。
あれだけステキな彼ですわ。
彼を目の前にしたら、言葉なんて出てこないと思うの。
「では、ゆりあさん。
わたくしを“彼”だと思って練習なさってみては?」
松岡を彼だと思って?
……… まあ、松岡ですわ。
松岡はわたくしを幼い頃から面倒見てくださった方ですのでそれがいいかも……
「じゃあ、松岡“練習”しましょう?」
松岡が顔を緩めた。
「かしこまりました」
まりさんをお家まで送り届けて、お父様とお母様とディナー。
お風呂にも入り、部屋でくつろいでいると、松岡が入ってきた。
「松岡……」
「はい、どうなさいましたか?」
ホットミルクを持ってきてくれた松岡が振り返った。
「明日……
わたくしは何と言って“告白”をしたらよろしいかしら?」
告白する! とは、決めたものの…… 彼に何と言っていいか分からないの。
あれだけステキな彼ですわ。
彼を目の前にしたら、言葉なんて出てこないと思うの。
「では、ゆりあさん。
わたくしを“彼”だと思って練習なさってみては?」
松岡を彼だと思って?
……… まあ、松岡ですわ。
松岡はわたくしを幼い頃から面倒見てくださった方ですのでそれがいいかも……
「じゃあ、松岡“練習”しましょう?」
松岡が顔を緩めた。
「かしこまりました」



