夜  話  

「もう違う時間を過ごす者として、離れてしまいたくはない。
お前と同じ時間を生きたい。

………俺はいつから、そんな願いを抱いていたんだろうな。

気付けば、回収するべきお前の中に月の使いに匹敵するぐらいの月の光を注ぎ込んで。

俺と同じ存在になって欲しいと無意識に願っていた。」


すまない、と。


あの時の消え去った理由をそう述べ、皎は不安そうにわたしの顔を見ています。


「………わたしに出来ることを。

わたしは探していたの。

このひとつきの間ずうっと。
そして、わかったの。
わたしは貴方を受け入れたいのだと。」