そう思うと、胸の奥にこごった月の光が結晶となって、その尖った先端でわたしを責めさいなんでいるように思えてきました。 痛みに、胸が、血潮を吹き出しそうでした。 閉じたままのわたしの瞳から、 ぬるい涙が、零れました。 その時。 声は、聞こえたのです。