「そういえば、一度だけ奴がこんな事を言っていたな。
その時、北天の一角を指して奴は言った。
『あの青く輝く星のように美しい瞳の星見だった。』…ってな。」
皎の口付けた指先から伝わってくる激しい鼓動に、熱くなった頬に片手を当て、わたしは皎を見上げました。
「お互いに名も知らぬまま、二度と逢えなかったふたりの事を気にしているのは貴方もなのね。」
いつもとは違い、何故だか落ち着かないような話し方をしている皎に、わたしはそう言って少し笑みを浮かべました。
皎はその友達の事も、彼の過去の恋も、気になりつつも深く踏み込んで尋ねる事が出来ないのでしょう。
その時、北天の一角を指して奴は言った。
『あの青く輝く星のように美しい瞳の星見だった。』…ってな。」
皎の口付けた指先から伝わってくる激しい鼓動に、熱くなった頬に片手を当て、わたしは皎を見上げました。
「お互いに名も知らぬまま、二度と逢えなかったふたりの事を気にしているのは貴方もなのね。」
いつもとは違い、何故だか落ち着かないような話し方をしている皎に、わたしはそう言って少し笑みを浮かべました。
皎はその友達の事も、彼の過去の恋も、気になりつつも深く踏み込んで尋ねる事が出来ないのでしょう。


